いつかったか覚えていない「麦焼酎二階堂」が、空いてしまって
ジンの気分じゃなく、焼酎が飲みたくなる秋です。
先週書いた「小鶴黄麹」は先々週末に妹の家に持って行ったまま
置いて帰って来たんですよ。
で、買いに行っても良かったんですが、
家じゅう探し回ると、BBQの時に頂いた「七福嶋自慢」発見。
嬉しい。
焼酎らしくない、華やかでゆるいめのラベル。
一口飲んで、こんな味なんやと。
九州産の洗練と言うか歴史と言うかの味ではなく
ラベルの印象に反して荒削りな感じ。
でも、未完成とかいう感じじゃないんですよ。
美味しい。ただの酒飲みやね。
でググると
土壌が米作に適さない新島では、古くから「あめりか芋」とよばれる
白くて小さな甘いさつま芋が、重要な食料として島内全域で造り続け
られていました。
他の地域では七福・白いも等と呼ばれていたそうですが、現在では
新島・式根島以外ではほとんど作られていないようです。 もともと
嶋自慢はこの芋を使って造られていたと思われますが、昭和40年
代以降は船便流通の安定、芋生産者の減少、麦焼酎の台頭など
で生産量が減り、昭和60年頃に芋焼酎は製造されなくなりました。
平成15年から島内外の様々な芋を原料に、弊社での芋焼酎造り
が再開されました。 近年、意欲的な芋生産者・関係者の熱意で
この芋の量産が始まり、平成24年にこのあめりか芋を100%原料
として正式名称「七福」を冠し、七福嶋自慢として生まれ変わりま
した。
東京の島酒は芋焼酎にも麦麹を使うところが特徴の一つです。
麦麹の香ばしさ、あめりか芋の甘さたっぷりの焼酎です。
だそうです。
東京産なんですね。芋に麦麹ですか。
合わせ技と言う奴かな。
ロックやソーダ割りよりも、水割りやお湯割りが合いますね。
秋の夜長に最高です。