PILOTシークアーサーを組み立てる 5

リンケージの開始です。

この部分は、組立説明書と大きく違います。

要領よく、早く完成する方法になっていますが、

よく読んで、理解してから作業してください。

・ラジオペンチ
・Zベンダー
・カッターナイフ
OK BOND FX
FUTABA T6K T/Rセット飛行機用

P1070560
P1070561
P1070561

この写真見ても、意味わからないですよね。

先に、プッシュロッドを完成させているんですよ。

まず、ロッドガイドパイプを下記の長さに切ります。

エレベーター用 655mm

ラダー用 590mm

P1070558

エレベーター用はテールスキッドと接着します。

この時、ほんの少し下向きにロッドが出てきた方がスムーズに舵が動きます。

P1070559

写真では、ほんの少しですがこれで大きく違います。

 

プッシュロッドピアノ線の端をZに曲げます。

Zベンダーが有れば便利ですが、

無くても、ラジオペンチ1本でZ曲げは可能です。

P1050303

まず、先端をLに曲げる。きっちり90度になるように角を出して曲げます。

P1050311

曲げたところをラジペンでつかんで、

最初のLから2mmぐらいの所でLに曲げます。

この状態では、90度捻じれたZですよね。

P1050312

最初に曲げた部分をラジペンでつかんで、90度捻ればZの完成です。

慣れれば簡単ですので、試してから本番に挑戦してください。

反対側を曲げる前に、ロッドをガイドパイプに通しておきます。

次に最重要ポイント!

ラダー用は、590mmのパイプに通して、645mmの長さでZ曲げを作ります。

Zに曲げる方向はサーボ側もラダーホーン側も下から上に抜けたいので

同じ側にZになるように曲げます。

エレベーター用は、テールスキッドのついた655mmのパイプに通して

679mmの長さでZ曲げを作ります。

曲げる方向は、サーボ側が下から上、エレベーター側は左から右になるので

注意して曲げてください。

迷ったなら、ラダーと同じように同じ方向に曲げてから

捻って、修正することも可能です。

 

ここからは、無線機が必要です。

P1050177

今回は、FUTABA T6Kを選択しました。

TRセットでメーカー希望小売価格27500円(税別)で

コンピュータープロポですので機能がいっぱい。

もっと安い「T6L」もあるのですが

サブトリム、エンドポイント調整などがないため

メカ積みの工作技術がプロ並みに必要になってしまいます。

また、エルロンやフラップ付きの機体にステップアップした時には

機能が足りずに、買い替える必要が出てきます。

とりあえず、安く始めたいと思っても

機能の面から「T6K」を選ぶのが正解でしょう。

P1050200

乾電池式ですので、単3電池を4本入れる必要があります。

T6KのTRセットは、送信機と受信機のリンクが出来ているので

受信器の電源を入れれば動くはずです。

P1050314

が、問題発生。

明日に続きます。

 

PS

「OK BOND FXで仮に接着する」の意味が分からないと、

お問い合わせいただきました。

1滴の瞬間接着剤だと接着は出来ていますが強度が無く

正確に接着されていない場合は、剥がす事が簡単に出来ますし

剥がさなくても、傾きぐらいなら曲げることが出来るんです。

正確に接着されるまで4~5回はやり直しできるはずです。

それ以上は難しくなりますね。

剥がしても接着剤が残って正確に接着できない場合には

サンドペーパーやカッターナイフで修正します。

正確に接着されていることを確認してから

エポキシ接着剤などでしっかり強度のある接着をします。

エポキシ接着剤を付けてから修正するのは難しいですから

事前に仮止めで確認が必要なんですよ。