Super Sinbad風?

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台湾で出会ったオールドタイマー風のグライダー。

結構、飛行性能は良かった。

でキットで売ってると言うので買ってみることにしました。

何故かカバリグフイルムも付いて約9000円。

内容から言うとかなり高いと思う。

で写真をFBにあげると、なんと言う機体?の質問

分からないと書くと、Super Sinbadだと教えてもらった。

で、色々ググってみると

大元は、

翼長40インチのフリーフライトグライダー「シンバッド」

という事がわかった。

1941年Henry Struck氏設計の機体のようです。

Berkeley modelsと言うニューヨークのメーカーがキット化して

販売していました。

その後、アメリカのSIG社が復刻キット化。

Henry Struck氏は、1942年に62インチ版の

「スーパーシンバッド」を設計。

これも、フリーフライト機。

Berkeley modelsで製造販売されていましたし、

SIGで復刻版もあったようです。

2000年頃アメリカでシンバッド40をRC化することが流行。

2001年にスーパーシンバッド62のRC版が製品化された。

そして、2018年にノルウエーでの93インチ版スーパーシンバッドの

スロープ飛行の動画で人気が世界中で再燃。

で去年、2001年のRC版の図面のコピーから

モディファイ?されて出来たのが今回のキットのようです。

 

で、キットの内容はと言うと、

酷いですね。

おそらく、検証していない。

欠品だらけだし、

図面と合わない部品や図面と形が違う部品が多数。

レーザーカットで部品が合わない事はまず無いんですけどね。

だいたい売るまでに何度も組んで修正するでしょう。

意味のない胴体のトラスは異常です。

トラスを入れたのがオリジナルからの改良点のつもりなんでしょう。

このキットは、基本コピーなんで

設計者の考えも何も入ってないし

作って売ってる人も、大したモデラーでは無いですね。

まあ、趣味でやってるんで、楽しんでるのでしょう。

それでも、キットを買ってきてるんで

オリジナルの機体の魅力が凄く有るって事ですよね。

 

で、買ってきたものの、組む時間が無い。

修正箇所多すぎるしね。

でオリジナルの存在がわかると

元の形に戻したいでしょう。

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でゴソゴソやってると

工場長が興味津々。作り始めた。

ありがとうございます。

春までには飛びそうです。笑

 

ところで、今日はKMAスロープ大会。

このブログが出る頃には、生石高原に居るはずです。

天気予報では、風は弱い。

2年前も天気予報では2mだったけど、山上は爆風でした。

期待して行ってきます。