モンスター?

今日は、モンスターのお話。

エナジードリンクじゃないですよ。

日本に居るモンスターのお話。

先日、ネット上でこんな記事見つけました。

「App Storeのレビューに、日本のモンスター消費者の片鱗を見る」

http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2012/12/04/213102

なにも、全て悪いと言う訳では有りません。

消費者として、当然の事を言っているんだと思います。

でも、確かに建設的ではないし、

日本人の持つ美学「思いやり」の精神からも外れてますよね。

私も昔、アメリカ人独特の「I can help you」について書きました。

今、読み返すとちょっと偏見的ですね。

でも、この考え方も、必要なんですよね。

何も、上から目線だけではないんですよ。

「みんなで一緒に成長しよう」的な意味も有るんじゃないですか?

新しい物を作って行く。一緒に。

人間は、完璧な人なんて居ないんですよ。

日本人に欠けている、おおらかな性格なのかな。

几帳面なA型人間社会じゃなく、O型世界。

これが、新しい物をドンドン世の中に出して行く原点なのでしょう。

日本的な、徹底的なフールプルーフも必要です。

でも、モンスターは必要ないですね。

むかし「ママゴン」なんて言葉も有りましたよね。

日本には、モンスターが成長する土壌が有るようです。

同じモンスターなら、みんなが怖がるモンスターよりも

世界中で愛されるポケットモンスターになってみませんか。

Pokemon

 


App Storeのレビューに、日本のモンスター消費者の片鱗を見る 仕事観 

日本のApp Storeのレビューが酷いという話は有名である。

例えば、これはとある無料のニュースアプリのレビューだ。

20121201155241

このアプリが頻繁に落ちること自体は事実のようである。

しかし、個人開発の無料アプリに「はっ?」とか「ふざけんなよ」とまで

軽々しく、何の抵抗もなく書き込める人がこんなに多いのはどうなんだろうか。

おまけに、呪詛の言葉以外には何ら情報が書かれていない。

どのような環境で落ちたのか書いてくれれば開発者としても対応のしようがあると

思うのだが、この手の斬り捨てコメントではクレームに真摯に対応しようにも対応のしようがない。

このアプリはあくまで一例であり、日本のApp Storeのレビューは、

全体的にこんな感じである。特に、フリーズやクラッシュなどの障害系クレームは

凄まじく、たとえ無料アプリであってもレビュー欄は星1の情報量ゼロキレコメントで埋め尽くされる。

一方で、米国のApp Storeのクレームは割と穏やかである。もちろん、

日本の水準と変わらないレビューをつける人もいるが、基本的には

障害の発生状況や環境などを書き、「修正してくれたらレビューの星を戻す」と

付言されている場合も少なくない。どちらが建設的かは、言うまでもなくわかるだろう。

無料アプリにすら全力で呪詛の言葉を投げかける日本のApp Storeの

レビュワーを見ていると、日本の消費者がやはり諸外国に比べて

要求過剰であることは間違いないと思ってしまう。

飲食店で店員の些細なミスも許さず罵倒をしたり、電車が数分遅れたことに

クレームを入れたり、24時間時刻指定配達をしろと言ってみたりと、

日本の消費者は、はっきり言ってモンスターである。サービス提供者も、

自分と同じ人間だということは完全に忘れ去られている。

サービスを受ける「顧客」という立場になれば、王様のような横暴も許されるという

考え方の人があまりにも多い。「お客様は神様です」という言葉は、

店側が使うならわかるが、客側が使うとものすごくみっともないと僕には思えてしまう。

そして、サービス提供者も、このモンスター消費者の過剰なサービス要求に

答えてしまっている。そのしわ寄せは、従業員に来る。だから運送・飲食といった

接客業は信じられないレベルでブラック化する。

「値段相応」という考えが、日本のサービス業にはあまりない。

確かに、1食数万円ぐらいかかるレストランであれば、「店員の態度」を気にするのも

理解できる。しかし、吉野家で380円の牛丼を食べて、店員の態度が気に入らない

と言って喧嘩をふっかけるのはどう考えても「値段相応」ではない。

App Storeの無料アプリにキレるのも、これと変わらないと僕は思う(もっと言うと、

「無料」な分だけ吉野家よりも酷い)。

イラッとしてしまうことは仕方がない。これは気持ちの問題である。

しかし、それを口に出したりする前に、自分が相手の立場だったら、

と少しだけ考えてみるといいだろう。クレームを入れるにせよ、

本当に相手に動いてもらいたいのであれば、せめて言い方を考えることを

おすすめする。罵倒系のクレームは、言えばスッキリするかもしれないが、

何ら生産的ではない。

人に自分の望んだ行動を取ってもらいたいと思う人は、例えば以下の本を

読んでみるといいだろう。モンスター消費者的なやり方が、まずいやり方だと

いうことがわかるはずだ。

 

 From 脱社畜ブログ http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2012/12/04/213102

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です