Slingsby T-30 Prefect

この秋、東京ショーの新製品として発表した100g未満スケールグライダー「スリングスビーT-30」

やっと量産型の試作機が出来上がりました。

正直言って、余裕こいてました。

100g未満のグライダーも3機目ですよ。ノウハウも溜まって来てるしね。

私はプロのスケールモデラ―ですから、図面を縮小するだけでなく

飛ばしやすいようにモディファイする必要があります。

今回はそれに加えて製作しやすい事。

前作クールミントの2倍以上の部品点数ですよ。

結局、今回の機体は、ノーズバラスト含めて完全飛行重量「98.5g」

セーフです。

まず胴体の形状が悪くて、Eライトでは貼れなかった。胴体全面Aフィルムです。

と言う事で、この部分は改造します。

垂直尾翼は剛性無さ過ぎました。かなり補強を追加しましたよ。

水平尾翼は、剛性ありすぎ。ちょっと部材を減らせば

ノーズバラスト減らせます。

支柱は飛行性能に大きく影響しすぎるので省きました。

そりと風防は削りようがないでしょ。

コックピットの穴も、ふさいじゃいました。

飛行性能から言って2エルロンサーボ必須

エルロンディファレンシャル無しで、この小さな機体をうまく飛ばす自信が無いですよ。

主翼は構造変更2回。飛ばす前にですよ。

剛性無さ過ぎて、組めないんです。

今回組めた3枚目も、フィルム貼りが難しい。

Eライトは収縮率小さいので、引張りながら貼るのですが

引っ張れないのよ。ここも要修正。

と言う事で、今日テスト飛行します。

感覚的には問題ないはず。

来週の海外出張中に修正して、今月末までに量産加工がスタートできるはず。

初期ロットは完売です。

購入を考えている人は、行きつけのお店に注文をしてみてください。

第2ロットは、年を越すと思いますよ。

ちなみに1/15スケールぐらいです。