台湾には、市場に行くとまだ鶏屋がある。
しかも、生きたニワトリがそのままかごに入っている。
もちろんスーパーに行けば、日本と同じように部位に分けて、チキンとして売っているのよね。
台湾も核家族化が進んでいるから、必要な分だけ買うと言うようになってきている。
でもね、絞めたての鶏ほどおいしいものはないのよ。
籠の中のコイツと指名すると、そいつを引っ張り出して、首を落としちゃうのよね。
そのままつるして、血を出す。
死後硬直が始まる前に両足をつかんで後ろの箱に入れると、
羽がむしられるのよね。 ちょっと、かわいそう。
箱の中は、自転車のチューブがブラシのようになって回ってるだけなんですよ。
その後、内臓を出してもらって、全部持って帰るんです。
この鶏を食べると、スーパーのチキンは食べれないですよ。
味が全然違います。
残念ながら、日本では無理ですよね。
それでも、日本では冷凍された事のない鶏が入手できます。
アメリカでは、冷凍していない鶏を入手することはほとんど不可能です。
インディビデュアリーラップフローズン(個別に包装して凍らせた)
タイソンズチキンが、特別においしいチキンとして売られているぐらいですから。
でも、冷凍チキンしか食べれない人間もかわいそうだと思います。