去年の5月に発売したカモミール2
既に、500機を超える販売実績のあるカモミールの後継機で
充分なテストもしてあるのですが、
撮影用に組んだデモ機を飛ばしてなかった。
まあ、コロナでイベントも無いから問題無かったのですが
YouTubeにほとんど出てきてい無い事に気付いた。
と言う事で飛ばしこんでいくとセッティングが決まらない。
先月の9日から4回行ってやっと調整が取れた。
こんなに手こずったのは久しぶり。
と言うのも、基本的な部分は充分テストをして煮詰めてあるので
触るのは、重心位置と舵角、デファレンシャル、ミキシングぐらいでしょ。
それがね、いつまでたっても合わないのよ。
YouTubeに3回も上げてます。
https://www.youtube.com/user/eztom308/videos
で1月30日のフライトでやっと気づいた。
取り付け角が合ってませんでした。
完成機ですが、尾翼を胴体に接着する必要があります。
この機体の基準線は、テールパイプの上面です。
ここに隙間なく尾翼を接着するだけなんですが
隙間がありました。尾翼の前に隙間を発見。
0.8mmぐらい。
これだと、0.5度のマイナスになる。
もともとの設計は0.7度なんで0.2度しか迎角が無いと不安定ですよね。
どうなるかと言うと、
ゆるいダイブをかけて加速しようとしても
ダイブの角度が決まらない。
逆に迎角があり過ぎると、機速が伸びないんですよ。
この一番肝心なところがあっていないと
デファレンシャルを変えてもロールの芯は通らない。
フラップ下げてもブレーキが利かない。
3重苦です。
これに気づいて修正。
やっとまともに飛ぶようになりました。
まあ、おそらくほとんどのモデラ―は
0.5度の迎角の差は気付かないと思いますが
実際に合わせると格段飛ばしやすくなるんですよ。
ちなみに、私が設計したグライダーは
基本テールパイプの上面が基準線です。
違うのはサフラン3ぐらいかな?
色々試してみて、最良のセッティングを探してみてください。