タケノコと椎茸は分かるよね。
もう一つ入ってるのが、梅干しみたいな物。
これが梅干しなら、高級南高梅並みの大きさ。
さすがに、梅干しは中国で出会った事が無い。
これは、「麩」なんですよ。
日本でも最近は、あまり見なくなりましたよね。
関西で見ないだけなのかな?
お吸い物に浮いてる焼き麩ぐらいしか思い浮かばない。
おふくろが子供の頃はオヤツに食べてたとか聞いた事が有る。
この料理は、揚げ麩を水で戻して、椎茸とタケノコで炒めると言うか煮てあります。
日本の中華料理やのメニュー風に言うと、「うま煮」。
上海料理屋で出てきたのですが、中国人も何かわからなかったみたいです。
ググってみると
中国では古くは麪筋(めんきん)と呼ばれ、宋代に書かれた『夢渓筆談』にもその名が登場する。日本では「麩」という字で麬(ふすま)を指し、後にその加工品である麪筋にもこの字が当てられた(『本朝食鑑』)。また、小麦そのものが中国大陸から伝来されたことから唐粉(からこ、殻粉)とも称した。 中国無錫の揚げ麩は、団子状に丸めた生麩を、菜種油などで揚げて作る。揚げることで気泡を作り、直径6cm程度の大きな球に膨らませてある。 仙台麩(油麩)は、棒状の揚げ麩。旧仙台藩地域(岩手県南部および宮城県)の伝統食材。 汁物に使う時は、水戻しせずに料理に使え、適当な大きさに切って煮物に入れることによりコクが出る。汁気の少ない料理に使う時は、水戻しが必要。
元々、中国から来たみたいですね。
しかも、上海らしい。一緒に行った中国人が上海周辺の人間じゃなかったから
知らなかっただけみたいでした。