おかえりアリッサ

今から約3週間前の6月末

フェイスブックでヤフオクについて書いてあったので

普段見ないヤフオクの模型飛行機を開いてみた。

そこで見たのは、衝撃の商品。

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ウォッチしてた人はすぐにわかりますよね。

私は、くぎ付けになりましたよ。

このカラーリングの機体は1機しか生産していません。

しかもこの1機は、カタログの表紙を飾った機体なんです。

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2週間見てましたが、ウォッチを付けてる人は多くいましたが

入札者はゼロ。

あまりに悲しくなったので、再再度延長されてすぐに入札。

出品者は不思議だったと思いますよ。

オークション延長1時間後ですからね。

1週間たっても、入札者は私だけ。

私以外には魅力のない商品だったんですね。

で昨日到着しました。

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12年前に納品したまんま、と言うか10年前に一度帰ってきて

改造した時のまんまでしたね。

鉄カンザシのみ欠品してたな。

涙ものの再会ですよ。

実を言うとこの機体の物語はカタログ表紙だけじゃないんです。

この機体を使って、シャーレグライダーの組み立て記事と

スロープの飛行記事を今は亡きRCエアワールド誌の取材を受けたんですよ。

取材してもらったのは、今年1月に亡くなったヤマ編。

記事に興味がある人は、ここからダウンロードできます。

組み立て記事をダウンロード

スロープ飛行記事をダウンロード

アップロードに際して、編集長の許可頂きました~!

琢ちゃんありがとう。

扉で映ってる、2機のアリッサ。左の白いのが

私が今でも飛ばしてる伊東のアリッサです。

記事の製作担当はもちろん伊東です。

取材受けながら、写真撮影をしながら組み立て。

この記事では、手しか映ってないけど伊東の手です。

伊東は9年前に癌でなくなってます。

でこの記事の後、このアリッサはヤマ編の元に行くことにります。

でもね、関東は関西と違ってスロープサイトが近くになかったんです。

せっかくの機体も稼働率が低いともったいないですよね。

と言うことで、2011年夏にヤマ編はこの機体の電動化を決断。

もちろん改造を担当したのは伊東です。

バラストチューブを抜いて、カーボン製キャノピーの製作。

ノーズカットしてモーターを取り付けました。

これは、白い伊東のアリッサと同じ方法での改造です。

そして納品した後、私は一度ヤマ編と栃木県のどこかで飛行に立ち会ってます。

それが最後でした。

で今回、私が落札することになったのですが

落札した後、出品者にこの機体の入手経緯を聞くと、

リサイクルショップからの出品されてたものをヤフオクで落としたんだとか。へ~

ここからは想像ですけど、

1月にヤマ編が亡くなった後、処分に困った方が、リサイクルショップに持ち込んだのでしょう。

私としては、だれか良い人に飛ばしてもらって

アリッサのすばらしさを知ってほしかったのですが

2週間の沈黙は悲しすぎました。

どうにも我慢できずに入札。

人生で初の模型飛行機の入札でした。

OK模型の社長がヤフオクで飛行機入札するのはおかしいでしょ。

しかも自社製品ですよ。

でも落札出来て良かったです。

しかし、印象の薄い機体だったんですね~。

こんなに特徴的なカラーリングなのにね。

RCエアワールドの記事になったんだから

もうちょっと、覚えていてくれる人がいると思ったんですけどね。

2009年の9月は、エアワールドは下火だったのかな?

これからちょっと改造して、バラストを詰めるようにします。

鉄カンザシを用意する必要もありますね。

日本中持って回って飛ばしますよ。

エアワールドの記事にも書いてますけど

どこかのスロープで見かけたら声をかけてください。

一緒にスロープを楽しみましょう。

ながながと下手な文章を読んでいただきありがとうございました。

 

 

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