模型飛行機キットに不可欠な部品と言えるテーパー材。
職人芸としか言えない材料カットです。
50年前のバルサキットは、バルサやベニヤに
部品の形をプリントしただけでしたよね。
勿論、エルロンも四角い断面でした。
それが、ミシン鋸でカットした部品に変わり
ダイカット部品に進化していきました。
その頃に、エルロン材などがテーパーにカットされるようになったんですよ。
キットを作るのが大変だと思ってる最近のモデラーが多いですが
昔は、もっと大変でした。
バルサカンナは絶対の必需品だったんですよ。
20数年前にアメリカでレーザーカットキットが誕生して
最近は、レーザーカットじゃないバルサキットを探す方が大変なぐらいですね。
部品カットの精度が上がると、テーパーカットされた部品が使えるようになるんですね。
現在開発中のキットに使用するテーパー材です。
これだけの精度でカットしてあるテーパー材は他に無いんじゃないかな。
製作するモデラーに職人の技術を感じてもらいたいですね。