カタログ出来上がりました。

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今年のカタログが刷り上がってきました。

一人で、カタログ制作をして2年目。

版下制作が終わった時にも書きましたが

今回は、2回目と言うことで、

解らない事や考えなければいけない事は無かったんですよ。

去年有ったような、印刷時のミスなどが無い事を祈ってました。

もちろん何故そのような事になったかを分析してはいたんですけどね。

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今回は、去年のような大きなミスはなさそうです。

一番時間がかかったページは、DLEエンジンのページ。

去年一番ひどかったページです。

種類が増えた事も有るのですが、去年の失敗が有ったので

写真を撮り直したり加工したりで、この2ページに

2日以上も時間がかかったんですよ。

 

先週に、刷り上がってきて出荷も開始しましたので

そろそろ、皆さんの手元に届いてるでしょう。

 

今年もエイプリルフール

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毎年同じ、カタログの表紙の写真です。

今年はシンガポールです。

船の形のカジノホテル「サンズ」で解りますよね。

10年程前のカタログ表紙もシンガポールのマーライオンだったんですが

今回の撮影ポイントも、ほぼ同じなんですよ。

ちょうど180度後ろ向いただけですね。

と言うことで、ちょっと少なめの仕込みです。

今年は、解りやすいネタばかりですよ。

7つですね。

出来るだけ大きな写真をアップしてありますので

じっくり探してみて下さい。

 

 

2014カタログ

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今年も、大奮闘してカタログ制作。

さすがに2回目と言うことで、

解らない事や考えなければいけない事は無かったですね。

どちらかと言うと、去年と同じようなミスが無い様にする事の

プレッシャーの方が大きかったかな。

PCが速くなった事も大きかった。

実際には、PCには問題が有ってカタログ制作寸前に問題発覚して

急遽、更新したりもしてました。笑

内容は、またそのうちね。

 

と言うことで、版下完成。

印刷は、ここ数年中国でやってます。

データを送って印刷して帰ってくる。

ゴールデンウイークまでには来るはずです。

楽しみです。

 

 

ネタが無くなって来た

忙しくて、ネタを繰る時間もない。

と言うことで、無いネタを絞り出した。笑

OK模型商品の価格改定です。

3月17日出荷分からね。

4月1日の消費税改定が有るので、それに合わせた改定をと1年程考えていたのですが、

消費税変更と同時にやると大変な事になる。

世の中みんな価格改定やるだろうし、大変でしょう。

とりあえず価格改定を先にやっておけば、消費税は税率変更だけで一発で出来る。

はず?

結局は、この方が楽になると思うのよね。

こっちの都合ですけどね。

と言うことで、ご注文はお早めに。- -;

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DX スロットルアーム

Throttlearm

ずっと品切れだったDLEなどのガソリンエンジン用

スロットルアームが新しくなって販売されました。

アルミの鋳物からアルミ削りだしアルマイト加工になった。

高級感あって良いのですが、コストもアップ。

でもやっぱり、カッコいい方がいい。

高さも2種類になって使いやすさは抜群。

リンケージ用の穴も2か所になってM2のタップが切ってある。

お勧めですよ。

DXThrottle

http://www.okmodel.co.jp/direct/283.html

 

今年最後のリーク

忘年会に間に合わせて完成した新作機「Pimenta 2m」

ピメンタです。

ナツメグの生産が終了して、2mクラスのバルサキットが無くなってしまうのと

F5J-2000に使えれば良いかなと思いたって急遽、図面を引いてみたんですよ。

 

まずは写真から、

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シンプルな2mクラスのラダー機です。

胴体は、開発中のカモミールを流用。

コレもオレガノ2のモディファイ版なんですけどね。

諸元は

WS:1988mm LOA:1195mm WA:40sq.dm FWT:696g Airfoil:Konze8%

 

でテスト結果は、おおむね良好。

細かい変更とチューニングで問題なさそうです。

あまりに軽く出来たので剛性不足が予想されましたが、全く問題なし。

胴体が細く小さいので、風の影響も受けにくいみたいです。

8%の翼型は、侵入性も抜群。スポイラーの中にバラストスペースを作れば、

少々の風でも飛ばしやすくなると思います。

操縦性は、小舵は良く効くのですが、大舵の効きが甘いので、

上半角の見直しが必要です。

実際には、急いで作ったので上半角が設計より少なくなってました.

2月には、発売したいのですが、遅れるかもです。

 

PS

変更およびチューニングしてテスト飛行完了。

6mの風の中でもピンポイントで足元に降ろせる操縦性になりました。

これで、量産図面にかかれます。

でも他の仕事が詰まってるのよね。

手が足りない。

 

Golden Age

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昨日は、何年かぶりにKMAゴールデンエイジミーティングに行った。

宇治の関西模型飛行場は、

先週の台風18号の影響で完全に水没していたのですが、

思ったほど泥ものっていなくって無事開催。

 

今では、老人会の集まりのようになっている、

このゴールデンエイジと言うイベントは、

今から、20年ほど前にまだ30歳だった私と友人で立ち上げたイベントで

1970年までの機体を持ち寄って集まろうと言うものです。

無線機がエスケープからリードになって、そして

プロポーショナルになった時代の機体たちなんですが

本当に素晴らしい機体ばかり。

無線機が今のように信頼できるものでないので

機体に安定性や操縦性を持たせてあります。

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私は、97年に製作した64年モデルのエド・カズマスキー氏設計のトーラスで参加です。

元々、リード式の無線機に合わせて設計してあり

きっちり製作されていれば、プロポじゃなくても綺麗な宙返りやロールが可能なんですよ。

本当に飛行性能の良さに感心させられてしまいます。

 

当時のOK模型オリジナル図面から製作して

ドープの刷毛塗り仕上げ。

70回ぐらいは塗ってあるので刷毛目も見えない素晴らしい出来です。

いまだに狂いもなく、ピシッとした状態を保ってます。

エンジンは、第一ロットのOS FS52S。

ペラは竹内の木製、11-1/4x7

タイヤはMGのローバウンス

スイッチはスライドなんですが、トグルスイッチを改造して連結してあります。

コントロールホーンも当時の物を探し出して使用しています。

プッシュロッドも糸を巻いて製作。

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こだわりまくった機体です。

OSのアヒルのステッカーは70年ごろのオリジナルですよ。

雑誌RCAWの初めの頃に「サウンドオブクラッシックス」で紹介されています。

 

この機体はレプリカですが、当時の本物を見た人のアドバイスにより

かなり正確に出来ています。

色もコレがほぼオリジナルに近いと思います。

ノーズ周りの整形や、垂直尾翼の根元の整形。

キャノピーは、オリジナルから型を起こし直しています。

もっと細いとか、大きいとか思ってる方は間違いですよ。

この後、トーラスも後退翼になったプロポバージョンが有りますが

それは、カラースキームもちょっと変わっていました。

どうしても本物をみたい方は、アメリカのインディアナ州マンシーにある

AMAヘッドクオーター内のミュージアムに展示してあります。

本人が飛ばしていた機体は3機現存するはずで

後の2機はニューヨークのコレクターが持っているはずなんですよ。

年寄りの仲間入りやね。長過ぎる。

 

昔の燃料を持ってきてエンジンをかけると本当に懐かしいにおいがします。

このように、昔を懐かしみながら出来るイベントも悪くないですよ。

一度参加してみてはどうですか?

 

PS

ここで、OK模型wikiその3

OK模型では、トーラスのキットを製造販売していたのですが

もちろんその当時、著作権なんて言う考え方は有りません。

アメリカから何かの理由で渡って来た図面をもとに

コピーを作って製造していたんですね。

そこへ、カズマスキー氏が来日する訳です。

友人の沖氏が彼を連れて来社する訳ですが、文句を言う訳でもなく

良く出来ていると褒めてもらったらしい。

そこでロイヤリティーの話になるのですが、

カズマスキー氏は、ニコンのFをくれと言ったそうです。

もちろんすぐに一緒にカメラ店に行き手渡したそうです。

カズマスキー氏はその後、プロのカメラマンに転身したんですよ。

ナショナルジオグラフィーなんかに彼の写真が載っていたそうです。

4年ほど前に、遺族が写真と一緒に機体もeBayに出したんですよ。

wikiでした。

 

 

ワイドボルテージ化

ニッカド電池の生産が終了して、

フタバもJRも2.4Gのみの生産になって、受信機用バッテリーはLiFe2セルに

なりましたよね。

LiFeバッテリーは、セルあたりの電圧がリポより低く、動力用としてはもう一つなんですが

受信機なんかの電源としては、完全放電しても死なないので良いんですよね。

4C充電もできますし、15分で約85%までの急速充電もできてしまいます。

ということで、無線機メーカーの採用になったとは思うのですが

おかげでと言うか、そのために従来の6Vまで対応のサーボは使えなくなったり

寿命が極端に短かったりしますよね。

 

と言うことで、OK模型の扱うサーボや電動引込脚なども、ワイドボルテージ化を進めています。
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まず第一弾は、アジャスタブルサーボリバーサー

http://www.okmodel.co.jp/catalog/accessories/servo-acc/reverser.html

まだホームページでは、6Vまでになっていますが、実際には8Vまで

使用可能なワイドボルテージ化が完了しました。

Ts-1002

次は、サーボですがまずは5種類のみです。

TS-1002、TS-1006、TS-1014、TS-1034、R2611

http://www.okmodel.co.jp/catalog/servo-table.html#top

これら5種類だけなんですが、リポ2セル直結の8.4Vまで使用できる

ワイドボルテージ化か完了しました。

ハンドランチグライダーをやってる人たちには朗報ですよね。

フタバやJRの2.4G無線機を使う限りですが、レギュレーター無しに

2セルのLiPoやLiFe受信機に直結できます。

トルクも大幅に上がりますので、良いですよ。

 

これからも、引込脚やスポイラーなどもワイドボルテージ化を進めていく予定ですが

現在は、まだ対応しておりませんので注意してご使用ください。

 

決して、「ワイルドだろう~」なんて言って、直結しないでくださいね。

 

静岡ショー最終日

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今年も一般開放日はショップです。

毎回、展示会の一般開放日はブース全体をショップにコンバートします。

いろんな商品を用意しています。

Topmodel Japanと共同でOK模型以外の商品も販売しているんですよ。

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ブースはこんな感じになります。らしくないですよね。

でも、これだけ準備するには、結構大変なんですよ。

OK模型のブースで販売しますから、売れ残りや、廃棄処分の商品ばかりを売るわけにはいかないでしょう。

私のこだわりかもしれないですけどね。

結構、ショーの後で電話で問い合わせなんかもあります。

でも、ショー限定で準備していますので、普段無いものもおおくあります。

気に入っていただけるのは、嬉しいのですが

ショーでしか買えません。

皆さんも、そのつもりで来てくださいね。

他では手に入らない商品があるかもですよ。

と言っても、次は9月の東京ショーですけどね。

 

 

 

お待たせしております

Ka

社員一同、頑張っているのですが、

やっぱり遅れ遅れになってしまっている新製品です。

やっとココまで、たどり着けました。

改良に改良を重ね生産準備もやっと整って来ました。

パッケージのデザインは、こんな感じです。

いつもなら、私が飛ばして伊東が撮影した写真を使うのですが

今回は、友人の駒さんの撮影した写真です。

社員だと、天気予報見ながら撮影に向きそうな日に出て行くのですが、

コレからは、そんな訳には行きません。

デザインは感性ですから、変わっていきますしね。

後は、生産と平行して組み立て説明書が出来れば完成です。

もう少しお待ちください。

 

 

 

今年もやってきました。

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エイプリルフールズデイ

昨日でカタログ製作終わりましたので、

今年も表紙の画像。

今年は、ルーキーと選手交代しましたので

ちょっとまずいところがいっぱいあるかと思います。

でも、笑ってやって下さい。

これが私の今の精一杯です。

来年は、きっと上達しているでしょう。

無くなってるかも。ボソ 

 

8~9か所ですね。

 

 

株式会社OK模型 WIKI 2

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昭和32年、日本新記録153km/hを樹立した当時の写真。

OS MAX15 だと思うんですよ。排気量2.5cc。

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これがダリーに載った機体。

小さいですよね。

この当時、私は生まれていないのですが、

子供の頃、朱色の機体がテレビの上に載っていた記憶が有ります。

テレビにも出演したようで、テレビを写真撮影した写真も記憶に有るのですが、

見当たらないんですよね。

この頃の親父は、小川社長にかなりかわいがられていたようです。

このエンジンも、OSの工場で改造から組み立てまでやらせてもらったんだと言ってました。

 

いったいどれぐらいの回転数だったんでしょうね。

1万2千ぐらいは回ってたんでしょうか?

当時は良いタコメーター無かったですからね。

櫛形の振動回転計で1万2千回転ぐらいまでは測れたと思います。

 

回転を上げるにはベンチュリーの口径を目一杯広げる訳ですが

そうすると、燃料を吸わなくなっちゃいます。

当時は、クランクケースからプレッシャーを取る事が分かっていなかったようです。

何年か後には、バックプレートの左上のボルトをニップルに交換する事で

プレッシャーを取れた訳ですが、それでも電動スターターで回転を上げないと

タンクにプレッシャーはかからないですね。

で、当時どうしていたか?

燃料タンク自体をゴム風船のような物で代用して、風船が縮む力で燃料を送っていました。

そんな小さなゴム風船なんて当時は無かったですよね。今も無いですが。

で使っていたのがガラス製のスポイドのお尻に付いていたゴム。

これを、銅パイプの先に糸で縛り付けてつかっていたようです。

モデラーの考える事は凄いですね。

 

と言う事で、今日はここまで。

 

 

初出2013

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昨日は新年の初出。毎年恒例の新年会です。

今年のように4日が金曜日だと6日まで休んでしまおうかと思うのですが

それだと、7日を半ドンで切り上げて新年会になっちゃうので

仕事にならないですよね。ところで「半ドン」は死語だそうです。

と言う事で、昨日に初出&新年会。

12時で仕事を切り上げて、パートも含めて社員全員で新年会。

今年は一人減っちゃいましたけどね。

ちょっと遅めの昼食なんですが、一年の始まりを一緒に祝う感じで

ここ5年程、やってます。

今回は、ブラッスリーライオン 大阪ツイン21店

布施や俊徳道から京橋にあまり行かないだろうと言う事で選んでみました。

ここは、ビールが美味しいのは勿論なんですが、

食事がおいしいんですよ。個室も有るしね。

パーティーメニューは、飲み放題付きで8品。

もちろん美味しく完食しましたよ。

ちょっとだけ追加注文もしました。

写真だけのレポートです。撮り忘れたものも有ります。

グッドバリューですよ。

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来年は、カレンダーがもっと悪い。

12月29日が土曜日なので28日が仕事納め?

1月は5日が日曜日なので6日が初出になるのかな。

休みが多すぎるのは辛いよね。

 

 

株式会社OK模型 WIKI 1

日本のラジコン業界では、株式会社OK模型はメジャーですよね。

少なくても私はそう思っています。

でも、歴史を記述した物が無いんですよ。

と言う事で、今週からは歴史編。

はい、歳取りました。許してください。

 

OK写真 
昭和31年に大阪市生野区桃谷で、高松守が小売店を始めました。

もちろん、本人がモデラーだったので小売店を始めたと言う理由です。

昭和10年、町工場の三男として生まれた親父は馬鹿がつくエンジン好き。

親に内緒で都島工業高校に入り、機械科で自動車部。

エンジンばらして組んでを毎日楽しんだ。

今は、高校に自動車部は無いですね。

大学で同じ事をやってる甥が居ます。血は繋がっています。

 

最初の仕事は、森田ポンプで消防車の組み立て。

程なく模型に出会い、Uコンのスピード競技に入って行きます。

給料のほとんどを模型に使うのはいつの世の中でも一緒です。

高校時代からアルバイトは模型問屋のマルク。

リヤカーで商品の配達をやっていた。

勿論競技会に参加していました。

当時、既に小川精機は立派な大会社。いろいろな競技会を開催してたんですね。

そこで、小川重夫社長との出会いが有りました。

 

今日は、ココまで。

不定期で続きます。