昨日までの設定で、飛行は可能なんですが
安全のための設定をしておきましょう。
フェイルセーフの設定です。
何かの原因で、送信機の電波が受信器に届かなくなったり
受信器電圧が低下して動作できなくなった時のための
舵の設定をしておく機能です。
今回は、軽量小型グライダーですので、
モーターオフで旋回しながら滑空する設定にしました。
メニュー画面の「F/S」を選択します。
1:AILのMODEにジョグキーで移動し
+ボタンを押してをF/Sに設定します。
ジョグキーでPOSIに移動し右スティックを少し右に打った状態で
ジョグキーを長押しします。
B-F/Sに移動して+ボタンを押してをACTに設定します。
同様に2:ELEと3:MOTを設定します。
せっかくのコンピュータープロポで30機分のデータをメモリー出来
機体名やユーザーの名前が入力できるので入力しておきましょう。
メニュー画面の「Mネーム」を選択します。
ジョグキーと+-ボタンを駆使してMDL NAMEを入力してください。
同様にUSR NAMEも入力しておきましょう。
おまけの設定ですが、現在の設定でモーターコントロールが右スティックだと
将来、フラップ付きやスポイラー付きのグライダーや、
F3BやF3Fなどの競技用グライダーを飛ばす事が出来ませんので
3ポジションのSwCに割り振っておきましょう。
モータースイッチの設定も出来るのですが
オンとオフしか設定できず、初心者にピッタリの中速設定が出来ません。
と言うことでAUX設定を使ってチャンネル5を使えるように設定します。
メニュー画面2ページ目の「AUX CH」を選択
CH5を+キーでSwCに設定します。
ここでまたこの送信機特有の設定なんですが
チャンネルをスイッチにふった途端に舵角が133%になってしまいます。
メニュー画面2ページ目の「サーボ」を選択します。
サーボの動きのモニター画面です。
この時すでにチャンネル5は舵角設定で75%しているので
チャンネル3と同じになってます。
何もしなければ、チャンネル6のように飛び出しちゃいます。
この設定で、ESCのコネクタを受信器のCH5に差し替えるだけで
SwAでモーターコントロール出来るようになります。
一番奥でオフ、真ん中が約50%の中速、手前でフルパワーです。
初心者の練習には中速ぐらいの方がスピードが出すぎずに
安心だと思いますよ。
将来グライダーに行くつもりは無く、エンジンやモーターの飛行機に行きたい場合は
チャンネル3でモーターコントロールをした方が良いかもしれません。
もう一つおまけで、ホーム画面にFUTABAロゴの代わりに
ユーザー名やテレメトリーで受信器電圧を表示させることが出来るんですよ。
メニュー画面2ページ目の「パラメータ」を選択
また2ページ目までジョグキーで移動して「HOME-DSP」を反転
+キーで表示したいものを選ぶだけです。
USR-NAMEを選べば設定したユーザーネームが表示されます。
RX BATで受信器電圧ですね。
受信器がオンになってないので0.0Vが表示されています。
以上で、送信機の設定は終了です。
もうちょっとで飛行ですよ。
その前に、ESCの設定があります。
まず、タマゾーPro.C-A ESCにはセーフティーシステムが付いています。
セーフティ-を解除しないとモーターは回りません。
メーカーに、セーフティー解除のビデオが上がっていますのでそれを参考にしてください。
http://www.okmodel.co.jp/download/movie/a-esc-01.mp4
このビデオでは、機種の異なる無線機ですが基本的に同じです。
右スティックでの説明ですので、ESCをチャンネル3に刺しておけば
ビデオと同じ内容のはずです。
次にESCのブレーキ設定。
タマゾーPro.C-AシリーズESCは、初期設定でブレーキ無しになっています。
ブレーキ無しでは、モーターオフで滑空に入った時に折ペラが折れません。
大きな空気抵抗になって、滑空性能がガタ落ちになります。
と言うことで、ブレーキ設定が必要ですが
これは動画が上がってますので、参考にしてください。
http://www.okmodel.co.jp/download/movie/a-esc-02.mp4
タマゾーPro.C-AシリーズESCは、低価格で高機能なESCです。
プログラムカードを使用することで、様々な設定が可能です。
これも動画が上がってますので、参考にしてください。
http://www.okmodel.co.jp/download/movie/a-esc-03.mp4
これで、飛行の準備が出来ました。
次回は、いよいよ飛行編です。