PILOTシークアーサーを飛ばそう

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さて、今日で最終回です。

いよいよ飛行ですよ。

お盆休み中に、飛ばす事が出来ました。

 

まず、初心者の単独飛行は絶対にしてはいけません!!

 

マナーとルールを守って飛行する必要があります。

航空法で市街地での飛行も違法になります。

模型専用飛行場が近くにない場合は

人家や建物が近くにない河川敷などの広い場所が必要です。

模型販売店で、訊いてみるか、

ネットで探してみると見つかるはずです。

クラブで管理したり整備している飛行場もあります。

クラブにを見つけて入会し、エキスパートモデラーに

教えてもらうのが、ソロ飛行の近道と言えるでしょう。

 

航空法の詳細は、以下のリンクから飛んでください。

Bn_law

https://rck.or.jp/safety/sa_aeriallaw.html

また、万が一の事故に備えて保険付きのラジコン操縦士の登録をお勧めします。

Bn_insurance

https://rck.or.jp/operator/op_hb_insurance.html

 

まずは、エキスパートモデラーに出来上がった機体をチェックしてもらってください。

初心者にはわからない問題点が見つかるかもしれません。

 

問題無いようなら、風の無い日を選んで

モーターをオンにせずにグライドテストをやってもらいましょう。

問題なく滑空すれば、エキスパートモデラーに初飛行をやってもらいます。

モーターオンで上昇させ、トリム調整してもらいます。

モーターオフで滑空させます。

手放しでまっすぐ滑空する状態にならなければなりません。

この時、舵の効き具合も確認しておいてもらいます。

デュアルレートの切り替えでの確認ですが、しっくりこない場合は

送信機の設定をしてもらってください。

教えてもらえるエキスパートモデラーの好みになってしまいますけどね。

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上空で操縦を代ってもらい操縦してみましょう。

まず右旋回してみましょう。

右スティックを右に1/3ぐらい倒して旋回をスタートします。

旋回がスタートしたらスティックを真ん中に戻します。

シークアーサーはゆっくり旋回を続けるはずです。

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旋回中に高度が下がるようなら、左スティックを

1/4ぐらい引いてみます。

滑空状態で上昇することはありませんから

機首が上に向くまでエレベーターを引いては行けません。

機体が水平になったら左スティックを真ん中に戻します。

旋回して向かいたい方向に近づいたら右スティックを

左に1/4ぐらい倒し、機体が水平になるようにします。

水平になれば、スティックを真ん中に戻します。

 

これが基本の旋回です。

旋回が完了しない場合は、同じ操作を繰り返すことになります。

舵をずっと打ち続けることは無いと思ってください。

しかし、スティックからは指を離してはいけません。

この練習をつづけ、高度が下がったら

エキスパートに代わってもらい再度モーターオンで高度を取ってもらいます。

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基本的に、自分の後ろを飛行させてはいけません。

滑走路に平行に左右70~80mぐらいの距離で旋回させるように心がけましょう。

自分の飛ばしたい方向に向かって操縦でき旋回できるようになれば

次は自分でモーターオンで上昇させる練習です。

 

フルパワーにせず、アップエレベーターも引かずに

中速で上昇出来る状態にセットしておいてもらえば

速度もそれほど上がらずに、シークアーサーはゆっくり上昇していくはずです。

フルパワーでは、スピードが速く、間違った操縦をすると、墜落してしまいます。

遠くに行きすぎないように、ゆっくり旋回させれば十分高度が取れます。

モーターオフで、滑空の練習を続けましょう。

 

この練習を20フライトぐらいすれば、着陸練習が出来るようになるでしょう。

1日4フライトで5日間ぐらいですね。

エキスパートフライヤーに付き合ってもらわなければ駄目だし

風の無い日を選ぶ必要もありますので、焦らずにじっくり練習してください。

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着陸練習は、目の前を滑走路と平行に低空直線飛行させることです。

着陸できる高度まで降りてこなければ、モーターオンで再度高度を取ります。

徐々に低い高度にして、飛行場内に着陸しそうであれば、

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機体を水平に保ちます。

風やいろいろな要因で機体が傾く場合があります。

傾いて主翼から接地してしまうと、機体が壊れる場合があります。

水平を保てるように細かく舵を打ってください。

接地寸前に左スティックを1/3ぐらい引いて接地させます。

これが出来たら、記念すべきソロ飛行の成功です。

 

私の今までの経験では、

初夏に飛行練習を始めて、風の強くなる前の晩秋にはソロ飛行が出来るパターンが

多いですね。

焦らずに、無理をせず、エキスパートモデラーに付き合ってもらって

機体を壊さないように練習しましょう。

風の強い日などは、壊す確率が高くなりますから、飛ばさない方が良いでしょう。

それでも、いつか機体は壊れます。

次の機体の製作を進めておくのも、アイデアかもしれませんよ。

練習あるのみです。

 

ということで、シークアーサーブログは、ここで一旦終了。

問い合わせや質問が来れば、解答編があるかもです。

模型飛行機組み立てネタはヒット多いようですので、

何か次回のシリーズを考えましょう。