Topthermal 完成

TopSoaring社の「Topthermal」がやっと仕上がった。

シンガポールで飛行したり、お盆休みにテスト飛行したりと

飛行性能の良いのは解っていたのですが

東京ショーが有ったり、あまりの仕上げの悪さと、細かい部品が揃わなくって

完成してなかったんですよ。

やっと完成しました。

全備重量1720gになりました。

TT1
TT2
TT3
TT4
ここまで仕上がると、良い機体ですよ。

仕入れようかな?(笑)

 

そや、今週末のKMAサーマル大会に参加してみよう。

 

 

 

 

その後のTopthermal

連休にちょっとTopthernalを触ってみました。

前にも書いたように、主翼の下面の仕上がりが酷かったんです。

DSCN0730
中国には「マスキング」と言う言葉が存在しないんでしょうかね。

正直、こんなものを製品として売ろうと思うのがすごい。

買う方も買う方なんですけどね。(笑)

文句を言うと「分かってる」と言う返事。分ってんのかい?

次からは下面は赤1色にすると言うことにはなったんですけどね。

でも、今ある在庫が無くなってからだそうです。

どんなけこんなゴミみたいな在庫が有るねん。

 

と言うことで、マスキングをして白い部分を黒に塗りました。

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素晴らしく良い見栄えになりましたよ。

これで、とりあえず人前に持って行ける状態にはなりました。

後はサーボカバーを仕上げれば完成です。

10月20日のタマゾーフェスティバルで飛行させた後は

嫁に行く予定です。

これだけ綺麗になれば、次のご主人もきっと喜んでもらえるでしょう。

 

 

Golden Age

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昨日は、何年かぶりにKMAゴールデンエイジミーティングに行った。

宇治の関西模型飛行場は、

先週の台風18号の影響で完全に水没していたのですが、

思ったほど泥ものっていなくって無事開催。

 

今では、老人会の集まりのようになっている、

このゴールデンエイジと言うイベントは、

今から、20年ほど前にまだ30歳だった私と友人で立ち上げたイベントで

1970年までの機体を持ち寄って集まろうと言うものです。

無線機がエスケープからリードになって、そして

プロポーショナルになった時代の機体たちなんですが

本当に素晴らしい機体ばかり。

無線機が今のように信頼できるものでないので

機体に安定性や操縦性を持たせてあります。

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私は、97年に製作した64年モデルのエド・カズマスキー氏設計のトーラスで参加です。

元々、リード式の無線機に合わせて設計してあり

きっちり製作されていれば、プロポじゃなくても綺麗な宙返りやロールが可能なんですよ。

本当に飛行性能の良さに感心させられてしまいます。

 

当時のOK模型オリジナル図面から製作して

ドープの刷毛塗り仕上げ。

70回ぐらいは塗ってあるので刷毛目も見えない素晴らしい出来です。

いまだに狂いもなく、ピシッとした状態を保ってます。

エンジンは、第一ロットのOS FS52S。

ペラは竹内の木製、11-1/4x7

タイヤはMGのローバウンス

スイッチはスライドなんですが、トグルスイッチを改造して連結してあります。

コントロールホーンも当時の物を探し出して使用しています。

プッシュロッドも糸を巻いて製作。

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こだわりまくった機体です。

OSのアヒルのステッカーは70年ごろのオリジナルですよ。

雑誌RCAWの初めの頃に「サウンドオブクラッシックス」で紹介されています。

 

この機体はレプリカですが、当時の本物を見た人のアドバイスにより

かなり正確に出来ています。

色もコレがほぼオリジナルに近いと思います。

ノーズ周りの整形や、垂直尾翼の根元の整形。

キャノピーは、オリジナルから型を起こし直しています。

もっと細いとか、大きいとか思ってる方は間違いですよ。

この後、トーラスも後退翼になったプロポバージョンが有りますが

それは、カラースキームもちょっと変わっていました。

どうしても本物をみたい方は、アメリカのインディアナ州マンシーにある

AMAヘッドクオーター内のミュージアムに展示してあります。

本人が飛ばしていた機体は3機現存するはずで

後の2機はニューヨークのコレクターが持っているはずなんですよ。

年寄りの仲間入りやね。長過ぎる。

 

昔の燃料を持ってきてエンジンをかけると本当に懐かしいにおいがします。

このように、昔を懐かしみながら出来るイベントも悪くないですよ。

一度参加してみてはどうですか?

 

PS

ここで、OK模型wikiその3

OK模型では、トーラスのキットを製造販売していたのですが

もちろんその当時、著作権なんて言う考え方は有りません。

アメリカから何かの理由で渡って来た図面をもとに

コピーを作って製造していたんですね。

そこへ、カズマスキー氏が来日する訳です。

友人の沖氏が彼を連れて来社する訳ですが、文句を言う訳でもなく

良く出来ていると褒めてもらったらしい。

そこでロイヤリティーの話になるのですが、

カズマスキー氏は、ニコンのFをくれと言ったそうです。

もちろんすぐに一緒にカメラ店に行き手渡したそうです。

カズマスキー氏はその後、プロのカメラマンに転身したんですよ。

ナショナルジオグラフィーなんかに彼の写真が載っていたそうです。

4年ほど前に、遺族が写真と一緒に機体もeBayに出したんですよ。

wikiでした。

 

 

嵐の中の東京ショー

台風18号は、日本直撃でしたよね。

ショー会場の外では風速20m以上は吹いてました。

それでも、展示会を見に行こうと思う人は、結構居るんですね。

ありがたい事です。

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でもね、やっぱり暇ですよ。

今回は、東京ビッグサイトで開催でしたから、

幕張メッセよりも便利ですよね。

台風でレインボーブリッジが閉鎖されなかったり、

京葉線が止まってないと、もっとたくさんの人が来てくれたんだろうなと

思うんですよね。

 

2時頃には雨も上がり、屋外イベント予定だった、ミニ4駆レースのコース設営開始。

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「好きですねーっ」て人の事言えないですけどね。

昨日の南風なら城ヶ島に行きたかったよね。

とぼやいていても仕方が無い。

今日は午後6時まで開場。

長いな〜

 

まあ、目黒のとんきにでも行って、おいしい豚カツ食べれる事を期待して

後2時間ほどがんばります。

 

 

Aero Shell Oil Sport Plus2

AeroShell-S
と言うことで、「エアロシェル プラス2」販売開始します。

標準価格は、ちょっと高い3500円(税抜)

ストリート価格は、2800円(税込)前後になるでしょう。

ちなみに、東京ショーで先行販売します。

 

使い方としては、

ガソリンと混合した後は、1か月以内の使用を心がけてください。

DLEエンジンに限定すると、30:1~32:1の混合比を推奨します。

取扱説明書はこんな感じ。

DSCN0799
日本語はこんな感じです。
Aeroshell-inst
では、どうやってオイルを計るのでしょう。

料理用のメジャリングカップじゃ正確じゃないし

何よりイメージ的にカッコ悪い。

メスシリンダーがプロっぽくてカッコいいけど、

高いしガラス製だと倒して割るのが見え見え。

と言うことで、割れないPP製のメスシリンダーを発売します。

Mesucylinder
標準価格800円(税抜)です。

底面も8角形になっていて転がりにくい。

1mlづつの目盛で100mlまで計る事が出来ます。

 

エアロシェル アビエイションオイルですよ。

まずは、カッコから入る方にはぴったりでしょう。

俺か?

 

PS

どこで買えるのかのお問い合わせをいただきました。

株式会社OK模型が販売しますので、

お近くの模型店にご注文ください。

ネットショップで直接販売もしております。

 

 

 

Topthermal進化中

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あまりに飛行性能が良かったので、

衝動買いした「トップサーマル3m」

お盆休みに、突貫組み立てしてテスト飛行しました。

飛行性能は抜群。

でもね、あまりの見栄えの悪さにアップしていなかったんですよ。

 

一例が、主翼上面のロゴ。

マスキングをしないで、ステンシルで入れてあります。

DSCN0768
赤い流れてるような文字で、ホラー映画に出てきそうな感じ。

まさかそれを狙ってるとは思えませんけどね。

サーマルにホラーは似合いません。

それも、トップコートの下。

磨いても消えません。やっぱりホラーか?

動翼はボトムヒンジなんですが、ギャップが大きく汚いのよ。

 

と言うことで、ちょっとずつ進化しています。

TT写真

イラストレーターで、ロゴステッカーを作成。

かなり見栄えが良くなりました。

PILOT防水テープを利用してギャップシールを作りました。

ギャップシールで、飛行性能も良くなっているはずです。

残りは、サーボカバーの製作と究極?の主翼下面の仕上げです。

この主翼下面には、まいりました。

まだお見せするわけにはいきませんが、

出来上がってから、どんな状態だったかお見せしましょう。

 

 

 

 

水上機は楽しい

Waterflying
お盆休みの最終日の昨日、今年初の水上機に行ってきました。

今回も滋賀県の日野川です。

渋滞も無く1時間20分で到着。

本当は、土曜日に行くつもりだったんですが

渋滞が15kmも有って、3時頃まで解消されなかったのであきらめたんですよ。

 

EDOフロートにそっくりなフロートを装着したちっちゃなJ-3、奇麗に飛んでました。

私は相変わらずキャバリーノです。

 

水が冷たくないのが残念なんですが、それでも十分涼めます。

川辺につくなり、水に飛び込んだやつが居ます。(笑)

Rimo-swiming
しっかり犬カキしたはります。

暑かったんやろうね。

 

コンデジとは思えない写真も撮れました。

Panama
去年より重心位置を変えて、凄く飛ばしやすくなりました。

プレーニングから奇麗に離水します。

着水も跳ねにくいですね。

 

私は、前回と同じキャバリーのスプラッシュ。

Cavarino-splash

プロポだけ2.4GのXG11に積み替えました。

トリムが合ってなくって、トリム合わせに苦労したんですが

合うと完璧に芯の通ったロールをします。

もう一回り大きな機体を作ってみたい気もしますね。

でも、年に1回しか飛ばさないですからね。

優先順位的に、かなり後ろですね。

 

当日もう一機持って行ったのですが、

この機体については、後日レポートします。

やっと飛行できる状態までで、持って行ったので

飛行性能が良いことまでは確認できたのですが、

ちょっと詳しく見せるには、恥ずかしい。

出来上がっても、恥ずかしい出来の機体なんですけどね。

でも飛行性能が良いのよ。

お楽しみに。

 

 

Top Thermal

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廉価SAL機「Top Sky」で有名な TopSoaring社の「TopThermal」をシンガポールで味見してきました。

見た目以上に飛行性能は良いです。

スペック的にはスープラのコピーなのかな。

構造は、TopSkyに近くブルーフォームに直貼り仕上げ。

見た目の仕上げはひどいですよ。

でもね、よく飛ぶのよ。

見た目だけだと、絶対に欲しくならない機体なんですけどね。

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キットの在庫が有ったので、1機持って帰ってきてしまいました。

予想以上に高かったけどね。

と言うことで、お盆休みのプロジェクトかな?

がんばって制作してみましょう。

 

夏の金勝山

オレガノ2
夏には珍しく北風が吹くと言うことで

オレガノ2を持って金勝山へ行ってきました。

 

お盆休みに入って最初の週末。

朝から大渋滞。

今までの経験から昼には渋滞解消されるだろう予想して

11時45分に充電開始。

12時15分に出発。

高速に入ると朝16kmあった渋滞は、7kmまで減っていました。

次の掲示板では、5km。

で、渋滞のはずの宇治トンネルに渋滞なく突入。

きっちり渋滞無しで現地に着きました。

 

道中、車の外気温度計は39度を示していましたが、山道を登り始めると一気に32度に。

スロープサイトでは、30度。

いつもなら熱く感じる30度が涼しい。

4mほどのちょうど良い風で、サーマルボコボコ。

どこを飛行させても、上昇していきます。

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条件良いので、うっしーのサルトを調整飛行。

私が飛ばしながら、ディファレンシャルや舵角の調整。

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一時帰国中のてらたんがオレガノ2の味見中。

魂抜けるぐらい飛ばしてました。

DSCN0729
午後からは、風が強くなりと言っても6mほどですが、

28度まで気温も下がり5時までびっちり4時間楽しめました。

 

今日明日は、お仕事です。

本当は今日、権現湖に水上機のお誘いもあったのですが

残念ながら行けません。

水曜からお休みですので、良い日を見つけて日野川へ水上機に行くことにしましょう。

 

 

 

 

 

ワイドボルテージ化

ニッカド電池の生産が終了して、

フタバもJRも2.4Gのみの生産になって、受信機用バッテリーはLiFe2セルに

なりましたよね。

LiFeバッテリーは、セルあたりの電圧がリポより低く、動力用としてはもう一つなんですが

受信機なんかの電源としては、完全放電しても死なないので良いんですよね。

4C充電もできますし、15分で約85%までの急速充電もできてしまいます。

ということで、無線機メーカーの採用になったとは思うのですが

おかげでと言うか、そのために従来の6Vまで対応のサーボは使えなくなったり

寿命が極端に短かったりしますよね。

 

と言うことで、OK模型の扱うサーボや電動引込脚なども、ワイドボルテージ化を進めています。
Adjustable-servo-reverser
まず第一弾は、アジャスタブルサーボリバーサー

http://www.okmodel.co.jp/catalog/accessories/servo-acc/reverser.html

まだホームページでは、6Vまでになっていますが、実際には8Vまで

使用可能なワイドボルテージ化が完了しました。

Ts-1002

次は、サーボですがまずは5種類のみです。

TS-1002、TS-1006、TS-1014、TS-1034、R2611

http://www.okmodel.co.jp/catalog/servo-table.html#top

これら5種類だけなんですが、リポ2セル直結の8.4Vまで使用できる

ワイドボルテージ化か完了しました。

ハンドランチグライダーをやってる人たちには朗報ですよね。

フタバやJRの2.4G無線機を使う限りですが、レギュレーター無しに

2セルのLiPoやLiFe受信機に直結できます。

トルクも大幅に上がりますので、良いですよ。

 

これからも、引込脚やスポイラーなどもワイドボルテージ化を進めていく予定ですが

現在は、まだ対応しておりませんので注意してご使用ください。

 

決して、「ワイルドだろう~」なんて言って、直結しないでくださいね。

 

バルサの種?

写真
友人からこんなものを頂きました。

そうです。バルサの木の種です。

 

日本の気象条件では育つとは思われないんですが

バルサを種から育てて飛行機を作ってみたい気もしますよね。

沖縄なら育つのかな?

 

基本的に赤道直下の国で、沼に近いような水分を多く含んだ土壌が必要なんですよね。

ググってみましょう。

???

さすがにバルサの木の育て方は出てこないですね。

誰か知ってる人いますか?

 

シンガポールの友人は自宅の庭に植えてみたそうです。

3年経って、高さは10mを超えているそうですが

あまり太くはありません。

水が足りないのかな?

ハードバルサやね。

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これがシンガポールの友人宅の木。

バルサの木を生で見たことある人は少ないですよね。

乾かす前は、すごく重いんですよ。

 

台湾の友人も、今年の5月に植えたそうですが

芽は出ていない模様。

 

大阪では、無理そうです。

 

 

 

 

B4-2.0mを飛ばしこんできました。

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大雨の土曜日のあと、

昨日は晴天、北北西の風6mの予報で金勝に行ってきました。

条件良さそうなので、みんなスケール機を持って集合。

写真 443
斜面上昇風と言うよりは、強烈なサーマルボコボコの状況でした。

絶好のテスト日和だったので、

静岡ショーで発表した、B4-2.0mを飛ばしこんできましたよ。

気持ち良かったですね。

完全に調整の取れている、Saltoの後、飛行させると欠点もちらほら。

重心位置の微調整と、舵角、エルロンディファレンシャルの調整など

存分にできました。

コンゼスロープソアリングの皆さんにも

味見していただきました。

写真 441
2mクラスのスケール機もこれだけ飛ぶと、大満足ですね。

さて、この修正を図面に書き加えて、量産に向けて頑張りましょう。

 

 

台中スロープ

写真1
台中で、新しいスロープ滑空場を見つけたというので

早速行ってきました。

当日は、朝からあいにくの雨。

昼から南風8mの予報なので1時に待ち合わせして行って来ました。

 

高さ150m程の丘の上です。

南風でしかリフトは出ません。

車を止めてから、150m程歩きます。

着陸は、ススキのような草の上で

50mX20mぐらいの場所があり余裕です。

当日は、マサラを持っていったのですが、

風よりも、サーマルボコボコ。

3.5mの機体が点になるまで上がり、雲の中へ。

ラッキーにも失くさずに回収できました。

着陸時には風速10mで何度もやり直しをして苦労はしたんですけどね。

DSCN0479
上からの景色はこんな感じ。

場所は台中駅からすぐの丘です。

帰りに、駅から見たところは、こんな感じです。

DSCN0506

後龍や新竹に比べると良くはないですが、

これだけ町から近いと、OKですね。

スティーブの家から30分ほどですから

うちから生駒に行くような感じで飛ばしにいけます。

南風限定ですので夏だけですが、楽しめそうです。

 

 

模型飛行機の墓場

写真 222
先日行った模型飛行機のメーカーです。

OEMの専業メーカーなんですが、

工場を引っ越しました。

と言うことで、天井裏にほりあげてあった試作機の数々だそうです。

写真 122
充分コンテナ1杯分はありそうです。

でも、ごみの輸入は禁止されてるので日本に持って帰ることはできません。

ヤフオクで売れそうなものも結構あるんですけどね。

 

そう言えば、同じような光景を2か月ほど前にも見ましたよ。

それは、廃業したメーカーから引き揚げてきたと言うもの。

スケール機のグラスファイバー製胴体が山積みでした。

最近は、メーカーを廃業するのも珍しくないようです。

 

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

 

静岡ホビーショー新製品 その6

Filter

静岡ホビーショーで発表した新製品がまだ有ったの忘れてました。(笑)

フィルターとフィルター付きの錘です。

このフィルターの特徴はメッシュの目が細かい事。

それに加えてフィルター面積が従来のフィルターの約4倍もあります。

Filter-element

燃料の流量の制限されない事ですね。

胴の部分が透明で、フィルターの汚れやゴミが見えます。

内部のエレメントのみの交換部品も販売します。

 

カタログには、グロー燃料にも使えると書いてあるのですが、

今回発売するのは、ガソリン、ケロシン専用となります。

カタログを製作している段階では、全ての燃料に使える予定だったのですが、

材料を変更することで、透明度が悪くなり

せっかくの、汚れを黙視する事が出来なくなってしまったんです。

 

グローで、こんな大きなフィルターを付ける事も

スペース的に無理でしょうから、今回はガソリン専用にしました。

グロー燃料用の需要が多くあれば、色を変えて販売することにしましょう。

 

くちなし

ところで、クチナシは色付け用のスパイスとして使われています。

たくわんの黄色や栗の飴煮等の黄色だそうです。

昨日のビールは青色にするのに使ってるとか。

 

スパイスになると、名前が変わるんですよ。

「Gardenia」

気づきましたか?

静岡ホビーショーで発表した、OKダイレクト専用商品として開発中の

フルコンポジットグライダーの名前です。

Gardenia

製品になるまでもうちょっと時間がかかります。

大きなコンポジット機も魅力的でしょ。

 

 

静岡ホビーショー新製品 その5

Loop-plier
昨日に続いて工具です。

工具フェッチですので、好みの工具は勧めてみたくなるんですよ。

どうせ勧めるなら、自分で売るようにしましょうと言う事です。

で、今日はループプライヤー。

Loop-Plier-2
延長ニードルや、受信機スイッチの延長するときに

カッコよく綺麗にピアノ線をループ状に曲げる事が出来ます。

こんな感じね。

 

もう一つの使い道。

最近、ガソリンエンジン用の機体に多く使われている

金属製のクレビス。

昔あった、ドイツ製や日本製、台湾製の物は曲がることなく

安心して使えたのですが、最近の中国製のクレビスは、

どんどん広がっていきます。

せっかくの金属製クレビスも広がってしまうと役目を果たせません。

最悪、リンケージが外れて、操縦不能で墜落の可能性もあります。

ラジオペンチで修正しながら使っている人も多いと思います。

このループプライヤーを使えば修正は超簡単。

 

ね。欲しくなったでしょ。

この商品も来月入荷します。

 

静岡ホビーショー新製品 その4

Wirestripper
これは、2in1 ワイヤーストリッパーと言う商品です。

 

まず一つ目は、ニッパー部分。

ワイヤーをカットするのに使います。

大きさ的に言って、そんなに太い線は無理ですね。

12ゲージぐらいまででしょう。

 

そして、メインの部分がワイヤーストリッパー。

ハンドルを握るワンアクションでコードの皮むきが出来ちゃいます。

WireS-2
便利でしょ。

こんな、感じで使用します。

 

 

入荷は来月の予定です。

 

さて、出発。

伊東が居なくなって、初めての展示会。

実際には、去年の東京ショーも入院中だったけど、

あれだけ小さいショーだと、余裕だったのよね。

今回は、初めてのフルサイズのショー。

忘れ物が無いか心配です。

周りでサポートしてくれる人たちが、A型なんだけど

限りなくO型に近い性格の人ばかり。

O型の私がチェック役ってどうよ?

もう、20年近くやってなかった事をやれるかどうか心配です。

まあ、社内の仕事は、何でもやれると勝手な思い込みのあるO型ですから、

どうにかなるでしょう。

オプティミストです。

 

さあ、アベノミクスに期待して、

静岡ショーにれっつらごー。

 

 

 

 

 写真付け忘れです。

 

こんなもんやね。

 

静岡ホビーショー新製品 その3

VIP-Iron-F
今回、タイプFが追加されました。

おなじみのVIPアイロンです。

電子温度制御で、設定温度のプラスマイナス1度で温度をキープします。

サーモスタット式のE-アイロンに比べて高価ですが、

プラスマイナス10度以上でしか温度制御できないE-アイロンより

フイルム貼りが楽に行えます。

 

今回のタイプFの目玉は、3点。

ソール部分がE-アイロンと同様にフラットになりました。

個人的にはアールの付いたタイプRの方が好みなんですが

フラットソールを好まれる方も多いんですよね。

次は、重心位置。

重心位置が手前になっていますので、軽く感じます。

実際、長時間の使用では、疲れがだいぶ違います。

もう一点は、ウッドスリーブの追加。

ハンドルとソールの間にウッドスリーブを追加しました。

細かい作業をするときにスリーブを持つことで便利になりました。

また、親指と人差し指でスリーブ部分を挟めば、

ソール部分の回転が簡単に行え首尾翼の前縁などの処理にも便利です。

 

生産は品質の安定している台湾で引き続き行われますが、

日本企画商品ならではの使い勝手を感じていただけると思います。

 

PS

最終的に名前はタイプFで落ち着いたのですが、伊東の名前を貰って

匠のエンブレムがついています。

時々、彼を思い出してやってください。

 

今年2回目のリーク

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今年2回目のリークです。

と言っても、新しいカタログには載っていますので

先週には見ていた人も多くいると思います。

この白いB4、実は翼長2mなんですよ。

去年からシリーズ化をしている2mクラスのスケールグライダーの新作機です。

もちろん飛行性能もばっちり。

オリジナルの翼型で完全なスケールと言うより、

スケール感を損なわないモディファイがいっぱい。

 

今から15年ぐらい前に、グラウプナーで販売されていた機体と同じサイズなんですが

あの機体は、翼型が悪く浮かなかったし、

翼端が細過ぎて、コロコロ良く失速しました。

胴体のラインもだいぶ実機から離れていましたね。

あの機体を、飛ばしていたのでモディファイするポイントが分かって

比較的簡単に仕上げる事が出来ました。

実際には3mの機体を作るときにも、

この経験が生かされましたけどね。

 

派手なカラーリングの多いB4ですが、あえて白を選びました。

正直言って、コストダウンです。

小さくなってもそれほどコストは下がらないですからね。

グラスファイバーの胴体に塗装するのは簡単だし

フォームコアにバルサプランク、フイルム貼りの主翼に

色のフイルムを追加するのも簡単ですよね。

 

どうしても、納得するまで開発やっちゃうので、

生産まで時間がかかってしまうのですが、

出来るだけ早く販売できるように頑張ります。

 

そうそう、Ka8-1.8mもやっと仕上げにかかりました。

もうちょっと、お待ちください。

 

 

グラウプナー、お前もか。

北京ショーでの一番のニュースは、

ドイツの老舗模型メーカー「グラウプナー」でした。

ドイツには、老舗と言われる3大メーカーが有るのですが、

10年前にマルチプレックスは、韓国のハイテックに買収されてしまったんですよね。

グラウプナーも去年の年末に会社更生法だと言う噂を聞いてました。

で今回のショーで、グラウプナー/SJのブースになって現れました。

SJは韓国の充電器で有名なメーカーです。

実際には、SJがグラウプナーを買った訳ではないようですが、

グラウプナーのアジアでの販売権は持ったようです。

また詳しい情報が入れば上げる事にしましょう。

DSCN0352

PS

SJは、グラウプナーを買ったようです。 

それも直接じゃなく、、、、

儲けたやつが居るのね。

これからがSJの腕の見せ所やね。

グラウプナーの名前だけで売れるほど世の中甘く無いでしょう。

 

 

小さくなってる

DSCN0349

と言う事で、北京ショーです。

こんなに快晴の北京は、初めてかもしれません。

それほど、空気が汚れているとは感じませんでした。

まあ、最高気温27度ですから、石炭炊いて暖をとる事が無いのも

理由の一つでしょう。

でも夕方にホテルに戻って来て鼻をかむと真っ黒でしたよ。

一応、マスクを持って来て入るのですが、

27度にもなると暑くてしてられないですよね。

 

今年の北京ショーは、出展社が減ってるみたい。

と言っても、2年前との比較ですけどね。

多分、4〜5年前の半分になっていると思われます。

 

このショーは、一般客も入場出来ますので、凄く混んでいます。

でも、朝だけですね。

毎回2日間、予定をとっているのですが、必要ないですね。

新しい物が有るから見に来てくれと言われて行くブースも有るのですが

マルチコプター向けの商品や、トイに近い物が多い。

既に、海外のお客さんを沢山持っているメーカーは出展していないですしね。

本当に新しい物は、コピーされるからと表に出していなかったりもします。

そろそろ中国で新たに仕入れる物を探したり、生産委託したりするのは

終わりかなと、考えさせられてしまいます。

 

と言う事で、今晩のフライトで帰国します。

2年ぶりのレッドアイフライト。

ひょっとしたら、何か有るかもと、夜まで滞在を延ばしたんですが

はずしました。

明日、早朝大阪着です。

 

やれば出来るのにね

昨日は、Kickit燃料ポンプの検品。

ここで、バラすと不良率なんですよ。

初回入荷分は、驚愕の不良率55%+

2回目でも10%も有ったんですよ。

昨日は第3ロットの検品。

4%でした。

それも今までより厳しくチェックしてね。

その4%もすぐに良品になった。

出来るんならはじめからやってほしいよね。

 

今週、ニュースでiPhone5が500万台不良返品されたらしいけど、

返品されないと分からない人種なのね。

燃料ポンプは発売から8ヶ月経ってやっと品質がついて来た。

検品して返品するだけで利益なんて吹っ飛びますよ。

 

と言う事で、美味しく夕食をいただきました。

 

ここで新たな問題は、仕入れ価格。

円安はどうしようもないね。

不良率の低下でカバー出来るもんでもないと思うのよね。

と言う事で、5月21日付けで価格改定します。

これも、とりあえずの感じ。

秋には、もう一度値上げしないといけないかも。

ベンダーに寄っては、値上げしなくても頑張れるような価格設定も有ります。

でも、25%も為替が変わると仕方が無いのですよ。

値上がる前に買っておくのが一番です。

今のうちですよ。

 

DSCN0321
これは最高に美味しかった。

レンコンの豚肉詰め。

それに餅米を貼付けて揚げ焼きにしてある。

初めてだったけど、 最高でした。

日本に帰って作ってみようと思いましたよ。

 

 

生地完手前

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生地完手前でに検品中です。

国内生産だと目の前に現物があって進行状況がわかります。

もちろん問題があっても、すぐに対応できるので

不良率は、すごく少ない。

Ka8B-1.8mの胴体なんですが順調です。

サンディングして、フイルムを貼って仕上げですね。

もちろん並行して、主翼も進んでいます。

この状況だと、5月中旬出荷が可能かな?

と言う考えは甘いかも。

今週はSALTOが入ってきますので、

検品作業が入ります。

そんなに大所帯じゃないので、生産人員と

検品人員がオーバーラップしています。

つまり、SALTOの品質が悪いと検品修正に時間がかかるので

Ka8B-1.8mの生産が遅れちゃうんですよ。

ゴールデンウイークもありますしね。

社員一同、 めいっぱいがんばっていますので

もうちょっと時間をください。

 

 

今年もOHCに遊びに行きました。

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昨日は、名古屋のオーバーヒートクラブへお邪魔してきました。

毎年春にBBQがてらに行くんですよ。

やっと出荷のめどが立った小型グライダーを2機を持って行きました。

今壊れても、静岡ショー用の展示品はすぐに出来るはずだしね。

ところがあいにくの爆風。

飛行機を出すのも嫌になるぐらい。

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いつも御馳走になってるので、今回はイェイガーシュニッツェルを現場で作ることにしました。

キャンベルスープをケースで買ってきてあるのでね。

美味しい、一日でしたよ。

 

だいたい外に出るのが1ヶ月ぶり。

青光する坊主頭にも、やっと日の光を当てる事が出来ました。

やっぱり、外に出ないと駄目ですね。

 

もうちょっと外に出て楽しむようにしましょう。

 

 

 

 

 

お待たせしております

Ka

社員一同、頑張っているのですが、

やっぱり遅れ遅れになってしまっている新製品です。

やっとココまで、たどり着けました。

改良に改良を重ね生産準備もやっと整って来ました。

パッケージのデザインは、こんな感じです。

いつもなら、私が飛ばして伊東が撮影した写真を使うのですが

今回は、友人の駒さんの撮影した写真です。

社員だと、天気予報見ながら撮影に向きそうな日に出て行くのですが、

コレからは、そんな訳には行きません。

デザインは感性ですから、変わっていきますしね。

後は、生産と平行して組み立て説明書が出来れば完成です。

もう少しお待ちください。

 

 

 

今年初のリーク。

M2-001

静岡ショーで発表する、この機体です。

へっ?と、思ってる人も多いでしょう。

マサラですね。

翼長3.5mの大型グライダーとして破格の値段で人気なんですよ。

でも違いが有るのですが、解るかな?

そうです。胴体が違います。

約13センチ長くなってます。

ただ長くなっているだけでは有りません。

勿論、前作も発売までには十分なテストをやってたつもりなんですけどね。

当時は、大きさによる飛行性能の良さでごまかされていたんですね。

飛ばし込んで行くと、欠点が鮮明に見えて来るんですよ。

 

マサラ2の変更点は3つ。

まずは全長ですね。

次に、スラストライン。

大幅に上に上げています。

前のデザインでは、機首がドロップしていて、

短かった事との弊害で、ダウンスラストが大きくなっています。

効率悪いですよね。推力によっての機首上げをダウンスラストを大きくする事で消していました。

テールモーメントを増やす事でテールヘビーになりやすいので

機首を延ばしましたが、同時にダウンスラストも減らす事が出来ます。

加えて、スラストラインも上げたので、もっとダウンスラストが減らせます。

スッキリ、格好良くもなりましたよね。

 

3つ目は、垂直尾翼の翼型です。

以前のデザインでは、ヨー方向の安定性を出す為と胴体の短さをカバーする為に

垂直尾翼を厚めにして空気抵抗を増やしていました。

しかし、この方法だと、強風時や乱流時に機体のヨー方向の安定を保てなくなってしまいます。

胴体を長くする事でこれらの欠点を解消出来るので、垂直尾翼の抵抗も減らす事にしました。

結果として、飛行性能のアップとなりました。

主翼は全く変更していないのですが、サーマル内でのサークリング性能がアップ。

全体としての空気抵抗の低下も滑空性能を上げています。

ダウンスラストを減らした事に寄るモーターオンでの上昇性能も上がりました。

滑空時の風切り音も減っていますので空気抵抗が減っている事も解ります。

良い事尽くめなんですが、ただ一つ欠点はコストアップ。

長くなった分、コストアップになります。

円安の影響も大きいですね。

でもそれ以上の性能アップが有りますのでマサラ2は、きっと満足してもらえると思いますよ。

マサラを持っている人には、胴体だけのバージョンアップが喜ばれるかもしれませんね。

検討してみましょう。

実際には、垂直尾翼の翼型が変わった事に寄る水平尾翼の改造も必要なんですよ。

でも、もっと大きな最近の問題は生産予定の遅れと品質。

去年の東京ショーで発表した製品もまだ出せてないですからね。

コレを発表して、いつ出せるのと言う声も聞こえてきます。

頑張っていますので、もう少し時間をください。

 

PS この写真は、私が撮ったんですよ。良い写真でしょ。

今までは、私が操縦して伊東が撮影していたのですが、

20年ぶりのカメラマン復帰です。

体力不足を、痛感しました。(笑) 

 

第3回蒼翔スプリングカップ

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蒼翔スプリングカップに行ってきました。

朝は、19度。春らしい暖かい朝。

Tシャツ一枚でOK。

ところが競技開始とともに雨が降り、激変。

10mを超える暴風とともに5度まで気温が下がりました。

それでも、私にとっては久々の競技会参加。

楽しめましたよ。

賞品もいっぱいあり、豪華な大会でした。

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で、大会の私の成績は、断トツの1位。 下からね。(笑)

まあ、言い訳ですが翼長1.4m全備重量660gの機体を

10m以上の風の中で飛ばすのに無理があるんですけどね。

壊さずに帰ってきただけでも良しとしましょう。

 

さあ、今週からカタログの製作です。

一人でする初めてのカタログ。

どうなることやら。

 

 

JR PCM9X再生

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私が一番のお気に入りだった送信機「JR PCM9X」

中身を9XⅡにしてもらったりして、長い間使ってました。

最近は、2.4Gが主流になり、と言うか他は無いのですが

12XとXG8がメインになっています。

XG6やXG11もあるのですが、私の手には9Xの送信機が一番なじむようです。

と言うことで、再生化をしてみました。

 

まずは、2.4G化です。

RF-831 2.4XP  8ch受信機付モジュールセット を購入するだけです。

送信機のモジュレーション設定をPPMにして、モジュールを付けバインドするだけ。

今までのミキシング設定もそのまま使えます。

8ch受信機ですので8チャンネルまでしか使えませんが、

9チャンネル目までフルに使いたい場合には、

RF-1131 2.4XP 11ch受信機付モジュールセット を買えばOKです。

簡単でしょ。

このセットには、ラバー製のアンテナキャップも付いています。

完璧です。

DMSSになったからと言ってもテレメトリーは使えません。

送信機側のプログラムに設定がないんですよ。

当たり前ですね。

 

まあ、これだけで2.4Gにはなりました。簡単です。

でも、これだけ古い送信機だとバッテリーが死んでいます。

と言うことで、 TXニッカド電池 8N600L送信機用バッテリー(Ni-cd)

も注文します。

バッテリーの交換だけですから、古いバッテリーを外して

新しいバッテリーに入れ替えるだけですね。

ところが、在庫切れ。ネット上では発売中になってるんですけどね。

困って、JRに相談してみると、

3F1500  11X ZERO・DSX11 用リチウムフェライト電池 がそのまま使えるらしい。

何処にもそんなこと書いてないんですけどね。(笑)

 

でも問題があります。充電が問題ですよね。

今までの充電器では、使えません。

と言うことで充電器付のセットもあるのです。

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BC-3F1500 3F1500 充電器セット

これだと、バッテリー容量も2.5倍になります。

ニッカドだと11Vになっていた満充電時の電圧が9.7Vにしか成らないので、

ちょっと心配になりましたが、

連続2時間半使用でも、9.3Vまでしか下がらなかったので問題ないようです。

 

これで、PCM9X再生化計画は終了なんですが、

持ってみると、何かが違う。

アンテナが短くなったので、重心位置が変わったんですね。

と言うことで、PILOTバランスフックを取り付けます。

http://www.okmodel.co.jp/catalog/accessories/balancehook/index.html 

PILOTバランスフックは生産中止が決定していますので

在庫限りなんですよ。

必要な方は、お早めにご購入されることをお勧めします。